こんちには。黒服です。黒い服しか着ません。
よろしくお願いいたします。
さて、先日、自宅サーバの OS を CentOS 7 にしてみました。
各種ミドルウェアをインストール。まずは nginx から。
インストール成功したので、
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service nginx start |
と起動を試みました。
今までなら
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Starting nginx: [ OK ] |
と表示されるはず。ところが
service nginx start
Redirecting to /bin/systemctl start nginx.service
と表示されました。
これでは起動成功したのかどうかわからないです。
ストップも同様で、
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service nginx start |
と打ったところ、
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Redirecting to /bin/systemctl stop nginx.service |
と表示。
うーん。停止できたのかどうかわからないです。
仕方ないから超シンプル高速テキストブラウザ lynx をインストールし、
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lynx localhost |
で確認。一応、service コマンドで起動、停止はできていることがわかりました。
しかし7は不便になったなあ、と思いながら
OS 起動時に nginx を自動起動させるために
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chkconfig nginx on |
としたら、なんかまた見慣れぬ文字が。
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Note: Forwarding request to 'systemctl enable nginx.service'. |
「そういえば、service コマンド使った際にも表示されてたけど、systemctl ってなんだろう?
こんなもの知らない。なんてこった。時代に取り残されてしまっていたのか!?」
そう思い、調べてみたら、7からサービス制御と自動起動設定が systemctl コマンドに集約されたようです。
一応 service や chkconfig は残ってるけど、今後は systemctl を使ってくださいということですね。
CentOSはサポート期間が長いので、今でも 5.x や 6.x のサーバが多いと思いますが、
今後はRHELも含め、7.x が主流になっていくでしょうから今のうちに systemctl に馴れておこうと思いました。
■ まとめ
service と chkconfig でやっていたことは systemctl へ。
nginx を起動するなら
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systemctl start nginx |
(停止なら systemctl stop nginx
)
nginx を自動起動したいなら
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systemctl enable nginx |
(off にしたいなら systemctl disable nginx
)